箱根旧街道の歩き方と立ち寄りたいスポット

箱根旧街道は江戸時代の箱根越えの道。現在でも石畳の道が残り、通り沿いには「一里塚」や「畑宿本陣茗荷屋跡」、「甘酒茶屋」など歴史のあるスポットが点在しています。

今回は箱根旧街道の歩き方とぜひ立ち寄りたいスポットをまとめました。

自分の体力に合わせて歩くのがコツ

今回紹介する箱根旧街道は、箱根湯本の「三枚橋」から元箱根の「箱根関所」の全長約11km。すべて歩くと約4時間の距離です。

もちろん三枚橋から箱根関所まで歩くのもありですが、箱根旧街道は急坂も多く「天下の難所」とも言われていた場所。

なので、自分の体力に合わせた距離を歩くのが箱根旧街道歩きを楽しくむコツです。

歩くときはしっかりとした靴で

石畳は歩きにくく滑りやすい場所もあるので、サンダルやパンプスなどはNG。しっかりとしたスニーカーやウォーキングシューズを履きましょう。

また、飲み物や汗をかいたらすぐふけるようにタオルも用意しておくと安心。

路線バスも上手く利用しよう

箱根湯本駅から元箱根までは路線バス(箱根登山バス)も運行しています。バス停も多いので、徒歩と路線バスを組み合わせれば効率よく箱根旧街道を歩けます。

箱根旧街道・1号線きっぷでお得に

路線バスを利用するなら「箱根旧街道・1号線きっぷ(1,750円)」はぜひ利用しましょう。箱根登山バスの箱根旧街道線(K路線)が、1日乗り放題になるお得なきっぷです。

箱根旧街道線(K路線)以外にも、国道1号線(H路線)・箱根旧街道線(K路線)、箱根登山線の小田原駅~小涌谷駅間が1日乗り放題になります。

さらにさまざまな施設で入園料が割引になるなどの特典付きです。

立ち寄りたいスポット

猿沢石畳

箱根湯本エリアで保存されている旧街道の石畳の一つ。山紫園付近~福寿院(箱根観音)付近まで全長約255m続きます。

台の茶屋バス停から徒歩すぐの場所にありますが、入口が少しわかりにくので要注意。

福寿院は、身体健全・夫婦円満・良縁成就・子授け・商売繁盛・不老長寿などのご利益があり来山された方には、お寺の説明と住職手作りの薬草茶(ハーブティー)でおもてなしも。

畑宿

畑宿は寄木細工の里として有名な場所で、寄木細工体験ができるお店や工房がたくさんあります。

また、江戸時代に大名や公家たちが使用した宿泊所跡「畑宿本陣茗荷屋跡」や、唯一形態をとどめる「畑宿一里塚」などの歴史的スポットも点在しています。

見晴し茶屋

旧街道から少し離れた県道(旧東海道)沿いにある、ランチタイムにぴったりなそば屋さん。名物はとろろそばと自家製のシソジュース。

座敷からの景色もよく、相模湾や山々の風景が眺められます。

甘酒茶屋

江戸時代から続く創業300年余の老舗の茶屋。昔ながらの方法で作るノンアルコール、砂糖なしの甘酒と力餅が名物。

隣には小さな資料館を併設した旧街道休憩所(無料)があり、箱根旧街道にまつわる資料やジオラマ展示を見学できます。

ちなみに、甘酒茶屋から箱根関所までは約1時間の距離。舗装された道と風情ある石畳の道が続くのでぜひ歩いてみましょう。

箱根旧街道杉並木

元箱根から箱根恩賜公園まで続く美しい杉並木。江戸時代初期に植えられたと言われ、樹齢最高350年の大木が約500m並びます。